シニアの独学ピアノのはじまりで、バイエルを買った方がいいのかどうかの結論は、どちらでもいいのです。
バイエルの中で選ぶなら「大人のための独習バイエル」がおススメです(^^)
バイエルって何でしょう
バイエルは、ドイツ人の作曲家の名前です。フェルディナント・バイエル(Ferdinand Beyer)
バイエル教則本は、明治時代に日本にやってきて、それからずっと親しまれています。
以前は、どこの教室でもバイエルから始まりました。
ピアノ習うということは、バイエルを買う って当たり前のようでした。
が、世界的には、そうではないらしいです。たまたま日本がそうなだけ。
なので、絶対やらなきゃいけない教本ということではないです。
バイエルで学習するとどうなるか?
バイエルで最後まで学習すれば、両手で「エリーゼの為に」などの曲が弾けるようになります。
いろいろなバイエル
日本で発売しているバイエルは、いくつもあるのですが、基本曲の106曲は同じです。あとは、フォントや併用曲が違ったりするだけです。
主なバイエル、6種類を紹介します。
標準バイエル
日本で一般的なものです。文章を日本に合うようにアレンジしています。
併用曲を24曲掲載しています。
全訳バイエル
アレンジなしです。日本語版は、原書に忠実に翻訳しています
併用曲は少ないですが、「エリーゼのために」を掲載しています。
指使いつきバイエル
「全訳バイエル」とだいたい同じですが、全部の音に指番号がついてます。
併用曲は、エリーゼのためにのみです。保育士や初等教育教諭を目指す人に親しまれています。
最新バイエル
原書のバイエルを、現代に合うようにアレンジされているそうです。曲順を入れ替えたり、併用曲の内容など、練習の効果が上がる工夫がされているそうです。
子供のバイエル 上下巻(赤と黄色)
内容はバイエルと同じですが、音符を大きくしたり、フォントを変えたりしています。併用曲を多く掲載しています。
大人のための独習バイエル 上下巻
内容はバイエルと同じで、姿勢など基本的な事から学習できます。
一番おススメしたいのは「大人のための独習バイエル上巻のみ」DVD付です。
バイエルは基本が106曲もあるので、一週間で一曲仕上げて、2年1カ月かかります。
おススメとしては、「大人のための独習バイエル上巻」だけやって、あとは自由に楽譜選びするのがいいと思います。
DVD付がいいです!!手元がしっかり見え、音やリズムが正しくわかりやすいです。
- バイエルNo.44~No.106
- ピアノ・ソナタK.331 第1楽章より
- 威風堂々 第1番より
- すみれ より
- アラベスク
- エリーゼのために より
まとめ
- バイエルは、やってもやらなくてもいい
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おススメは大人のための独習バイエル上巻のみDVD付
です(^^)/