こんにちは。
47年ぶりにピアノを再開して、四苦八苦していて、大して弾けないくせに、演奏動画をYouTubeに upするとしたら、著作権ってどうなってるの?などと思い、調べてみました。
ピアノ演奏動画をYouTubeにUPは、大丈夫だったりダメだったり、ちょっとややこしいルールがありました。
- JASRACが管理している曲だったら、カバー演奏の投稿OKです
- JASRACが管理している曲でも、買った楽譜は投稿できない?
- JASRACが管理しているのは、曲と歌詞だけだからです。
- 著作権は、作曲と作詞だけじゃなくて、隣接著作権というのが4種類あります
- 隣接著作権を侵害してはいけない
- JASRACと利用許諾契約を締結しているのは、YouTubeだけじゃないです。
JASRACが管理している曲だったら、カバー演奏の投稿OKです
YouTubeは、JASRACと利用許諾契約を締結しているので、JASRACが管理している曲は、カバー演奏の投稿OKです.
日本の作曲と作詞は、ほとんどがJASRAC(日本音楽著作権協会)が、著作権の管理委託を請け負ってます。
(NexTone、エイベックスが管理している曲もあります)
JASRACが管理してる曲が検索できます→ J-WID (jasrac.or.jp) (了承後、検索画面です)
JASRACが管理している曲でも、買った楽譜は投稿できない?
カバ-はOKなんですが、基本的に自分で作った楽譜で演奏しないといけないそうです。(なので耳コピはOKです)
じゃあ、楽譜が書けない人は、演奏したものを投稿できないの? っていうと、そんなことはなくて、
-
楽譜を提供している人の許可があれば大丈夫
-
著作者が亡くなって70年以上の曲は、著作権が消滅しているので大丈夫
どうして、楽譜のルールがあるのか?っていうと
JASRACが管理しているのは、曲と歌詞だけだからです。
著作権は、作曲と作詞だけじゃなくて、隣接著作権というのが4種類あります
1.編曲者の権利(楽譜)
2.実演家の権利(演奏してる人)
3.原版製作者の権利(CD作った人)
4.シンクロ権利(映像に合わせるときの権利)
隣接著作権を侵害してはいけない
YouTubeとJASRACが利用許諾契約を締結しているのは、曲と歌詞だけなので、カバ-で歌ったり、演奏したりはできるけど、CDをかけながら、歌ったり、踊ったり、演奏したり、映像流したりは、アウトです。
演奏を投稿したい曲があったら、JASRACが管理している曲である事を確認して、著作隣接権を侵害しない形で投稿しないといけないです。
JASRACが管理してる曲→ J-WID (jasrac.or.jp) (了承後、検索画面です)
JASRACと利用許諾契約を締結しているのは、YouTubeだけじゃないです。
ニコニコ動画、TIKTOK、FACEBOOKなど
歌詞掲載が可能なサ-ビスは、はてなブログ、アメーバブログ、ライブドアブログなどあります。
他にもたくさんあります。
利用許諾契約を締結しているUGCサービスの一覧
まとめます
ピアノ演奏動画をYouTubeにUPする時の、著作権ルール
- 著作者が亡くなって70年以上の曲は、大丈夫
- それ以外は、JASRACが管理している曲かどうか調べる
- JASRACが管理していたらカバーはOK
- JASRACが管理していても、市販の楽譜は要確認
- JASRACと契約しているのは、YouTube以外にもある