「パン屋ではおにぎりを売れ」は、非論理的思考の技術を磨くことの大切さと、磨き方がわかります。
著者の柿内尚文さんは、敏腕編集者さんです。
手がけた作品の中で、50冊以上が10万部以上のベストセラーとなり、
累計、1000万部を超えるヒットを出しているそうです。
沢山のヒットを出した、考える技術を身に着ける方法を、わかりやすく説明されています。
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考える技術を身に着けると、役立つ事は日常にあふれてます。
- 難問にぶつかっても乗り越える策がもてる
- どうにかなると思えるようになる
- 感情や情報に惑わされず、冷静な視点を持つことができる
- 仕事、人間関係、恋愛、お金、様々な不安が減る
- 落ち込みにくくなる
- 物事に対してポジティブになれる
- 自分を信じることができるようになる
- 自分の価値に気づける
- 人を認めることができるようになる
- 嫌いな人のいいところが見つかる
- 恋愛でチャンスが広がる
- 仕事で成果がでやすくなる
- 仕事の生産性が上がる
- いいアイディアが生まれる
考えるという事は、広げることと深める
広げるとは、可能性を考える事です。
深めるとは、本質的価値を考える事です。
目的を達成するために考える事
考えるには技術が必要です。
やみくもに考えてもたどり着けないです。
考えることと思う事は違う
考えるとは、目的の為に意識的に思考することです。
思うとは、頭に浮かんでくる、感じる事です。ほとんどがこっちです。
考えるは、論理的思考と非論理的思考の2つ
論理的思考
データをもとに考えます。
エビデンスとしてデータを使用します。
欠点は、データがないと考えられないです。
独自性を失います。
論理的思考は、限界があり、解決できないことがあります。
非論理的思考
未来を考える時、非論理的に考えます。
全く新しいものをつくるとき、これから社会がどうなるかを考えるとき、
面白い、楽しいを考えるときの思考です。
非論理的に考えることが大切です。論理的な考え方では、人の心が動かない。
題名の「パン屋ではおにぎりを売れ」というのは?
美味しいパンを作るパン屋さんが、本気でおにぎりを開発したら、新しい価値を生み出せるんじゃないの?っていう発想の例えだそうです。
フレンチシェフのカレーとか、モスのライスバーガーのような。
このくだりで、和歌山の人にとって、ソフトクリームは緑です。っていう事が書かれていました。
玉林園という、お茶メーカーがつくった「グリーンソフト」という、抹茶入りソフトクリームが、和歌山県民のソウルフードになっているからです。
抹茶+ソフトクリームという新しい価値を生み出したっていう、ところを読んでいたら、
私、無性に「グリーンソフト」が食べたくなってしまいました。
和歌山県にはよく行くので、何度もいただいています。
なので、思いだして食べたくなったんです。
でも、家の近所には、玉林園の「グリーンソフト」を売っているお店がないので、セブンイレブンで抹茶ソフト買いました。
「グリーンソフト」は、あっさり優しい味のソフトクリームです。
セブンイレブンのは、がっつり濃い味なので、ずいぶん違いますが、これはこれで美味しいから、とりあえず満足しました。
「金のアイス ワッフルコーン抹茶」っていうのですね。
「玉林園」は、安政元年(1854)年から、お茶の販売をしていています。
昭和33年(1958)年から、抹茶入りソフトクリーム、「グリーンソフト」販売開始しています。
って何の話でしたっけ?ってほど、話がそれていますが、玉林園のホームページこちらです。⇒ お茶の玉林園
非論理的思考法の、技術を上げる方法を、沢山教えてもらえるので、おススメです。
私の説明は、ざっくりで、判りづらいと思うのですが、本は、とってもわかりやすいです。
話を急に戻して、以上です(^^)/